ぎゃおぎゃおハウス

ポップンとグラブルをやるオタクの日記

色々観たので感想など

ここ最近で見た映画、アニメなどの感想です。
一個人の感想と自分語りなので、そのへん了承して読んでください。

 

ガンダムNT
開幕面倒なオタクになって申し訳ないんですけど、私はガンダム作品を全て観たわけではないんですが、「行けー!ガンダムー!」ってセリフ、ガンダムで多分出てこないと思うんですよね。
このセリフを言った人はパイロットのことを知ってる人で、なおそんなセリフ出るか?と思いました。。少なくとも今まで見たガンダムパイロットの名前を言うし「行けー!」と言うような場面にもならないと思う。わからんけど。ガンダムとしてナラティブが良いか悪いかで言うとこのセリフ全てに凝縮されてると思った。
「鳥になりたい」ってセリフ、何度も繰り返していたけどそんなに大事なのかな。大事だとして、主人公は鳥になりたいという彼女を見て思ったセリフが「俺も鳥になる」なのはどうしてなのかな。見てて「そうなんかな」と思うことがいっぱいあった。ゾルタンの言うことにだけは納得できたから違う作品で見たいキャラだった。
あと、作品のテーマが多分「ニュータイプとは」とか「空っぽな主人公が目指す場所」とか色々あると思うんだけど何か一つにして欲しい。結局何だったんだ。


仮面ライダーアマゾンズ シーズン2
「へへ…どうやってこいつらは死んでくれるのかな…」みたいな気持ちで見始めたので全体的に贔屓目で観てたし最後以外は本当に好きな作品。これ映画で何やるの?この話数で十分完結できるんじゃない?って思ってるしそういう所に商法を感じてしまう。まだ映画観てないけど。
仮面ライダーとしての感想は、人間側が武器をちゃんと使ってたり攻撃受けたりする所で血が出たりとやりたいことやってんなあって感じでかなり好き。
怪人(人を襲う者)が怪人であることに苦悩するとか、元人間の怪人は人間なのかとか、過去のライダーで散々描かれた所ではあるんだけど、仮面ライダーとしてのテーマだと私は思っているので何回やっても良い。もっとやって欲しい。そこに正義はないのだ…。
福田君がお母様と対峙した辺りの演技が真に迫っていて非常に良い、とか、みんな目的持ってる中、福田君だけ今後の目的無くなってしまってどうするんやろとか、あとは札森君がめちゃくちゃ人間らしくて好き。「死にたくないと思ったことはあるか」と「生きたいと思ったことはあるか」に対して「どっちも同じでしょ」って答える所がこの作品のキャラクターらしくなくて良い。生きたいって気持ち、何なんやろな…。
みんな自分が生きていくため自分勝手で必死で大変そう。頑張って欲しい。


呪術廻戦0
0巻読んでないので履修のつもりで観に行ったらアクションすげーわ話の構成うめーわで非常に満足している。EDの一途って曲カッコ良すぎて5000000回くらい聴いてしまっている。イントロカッコ良すぎ。
観終わった後に本編全部読み返したけど、一気読みしてわかりづらかった乙骨や2年生、夏油んとこの双子の子の話が全部すっきりわかって良かった。ミゲル強すぎて草。
観ている最中は「へえ~乙骨君も罪な奴やな~」って感じだったけど真相が分かるにつれて「乙骨君ヤバい奴で草」になったし最終的には「夏油と五条はデキてる」になった。いつの間にか主題のカップリングが変わっていたんだ…。そういう話の構成の上手さにもすげ〜ってなった。
映画一本で乙骨リカちゃん狗巻真希ちゃん夏油の掘り下げ広く浅くやりきるのはすごい。戦闘シーンも先生全員見せ場あって、細かいけどこういうのがうれしいねんな。


吸血鬼すぐ死ぬ
ラルクのキャラデザが個人的に50000000点くらい好きなので気になって漫画全巻読んでアニメも観た。
ギャグアニメの「ツッコミ台詞が長くなってしまってアニメとして絵が止まる」の解決策って「有名な声優を使って映像以外に意識を向けさせる」以外にないのかなあと思った。良い悪いの話ではなく単純に疑問。この作品は千葉繁の声で野球拳の掛け声をするのでそれだけで面白いんだけど。
作品としてはキャラクターの個性でボケ倒してツッコミ倒す王道のギャグでキャラクターが破茶滅茶すぎる。でも本当に不快になるようなキャラがいないし、全部のキャラが立ってる。多分近年のギャグの形はこうなんだろうなあとジャンプとか読んでても思う。
ラルクがめちゃくちゃ好きなんだけど、ジョンとセットでほんわかした話もできるのが偉い。こういうキャラ本当に好きなんだ…。
あと女キャラが全部かわいい。ヒナイチ君がイチオシ。アホかわいい。ドラルクが餌扱いしていないのも良い。本当に血を飲まなくても生きていけるんだな…。
「超常的な生き物が害のない程度に人間をおちょくる」みたいなのはどんな作品でも私は好きなんでしょうきっと。


少女☆歌劇レヴュースタァライト(映画)
ここまで自分に合ってない作品もなかなかないなと思った。なぜなら合ってないと思った作品は途中で観るのを辞めるからや。
内容もそうだし、アニメとしての見せ方の部分も自分の好きだと思うポイントがあまりなくて、好きなものは好きで話が終わるけど、好きじゃないものがどうして好きじゃないかを考えるのもまた感想だと思っている。

で、本題なんですが、みんなにとっての舞台が、舞台と私とあなた、の解釈をぶつけ合って互いに納得しているという話(と私は思った)なので、正直アニメ3話までしか見ていない人間がこれを見ても各々の複雑な想いは知る由もないんよね。それはそう。大場ななマジで何があったんや。
でも、じゃあアニメを見てその子たちの想いを知りたいかというと、興味がわかないというのが正直な感想。
友情と恋愛感情をごちゃまぜにした嫉妬とか、自分の思っているお前はそんな奴じゃないとか、私は非常に面倒な奴だなあと思ったけど相手側の子とは和解したからきっとそれで良いんでしょう。

ワイルドスクリーンバロックの各舞台は、実際の舞台で見たいなあと思った。モブを立て看板にして、モブの声はSE扱いにする、みたいな舞台ならではの演出、舞台で見てえ~。
たくさんの照明が当たるときの光の描き方とかは好き。演出とかはこだわってんなあ~と思った。

めちゃくちゃ失礼な話なんだけど、もしアニメが爆死していたらキリンさんが「観客はあなた達が舞台に立つことを望んでいない」みたいなことを言い出す別の映画もあったのかもしれないなあと思った。キリンさんはワイ達…ってコト!?

 

武器人間(字幕)
これ2013年制作ってマジ!?雰囲気がかなり""良い""。記録風の映像にして、途中レンズが割れたり撮影者が変わったりする演出が好き。
あんまりこの時代背景の映画を見たことがないんですけど、一体ナチスをなんだと思ってるんだ。
前半はお化け屋敷映画では???ってくらい前半は突然現れる武器人間達!!って感じで楽しい。ユニバとかでアトラクションにして欲しい。この程度のびっくり映像でも普通にびっくりするのでホラー映画観られへんなと思った。
後半の博士の研究施設紹介シーンはめちゃくちゃ脳みそが出てくる。もう脳みそまみれや。背景でごちゃごちゃお仕事している武器人間たちがかわいい。
ムカデ人間見た時も思ったけど、こういう「人間でやったらどうなるんやろなあ…」みたいな作品、人類に対してめちゃくちゃ失礼なので観ていて本当に楽しい。
あとはとにかく色んなところで言われているけど武器人間のデザインが良い。カッコいい。潜水服のやつがカッコいい。フィギュアとか欲しい。
最後にクソ野郎は全員何かしらの末路を辿ってるのも人間は愚かって感じ。サイコ~~~~。
人間の顔と名前覚えるのがあまりにも下手くそなのであんまりわかってなかったけど、最後の方に出てきた武器人間たちはきっと前半中盤に出てきてた奴なんやろな。みんなしぬにゃ。
B級映画として非常に楽しめる作品だった。こういう映画が見たいんやろうなきっと。


墓場鬼太郎
水木しげるロードには2回行ったけど水木作品は1つも履修していません。この鬼太郎はどの鬼太郎なのかもわからずに見た。
まずOPがめちゃくちゃ良い。電気グルーヴの曲詳しくないけどピコピコ音に原作漫画のバチバチカラーイラストがたまんね~~~。
アニメの絵も、水彩っぽい背景イラストに古紙のテクスチャのっけて上手くキャライラストが浮かないようにしててこだわりを感じる。好き。
全編通してブラックジョークまみれで会話のテンポが良すぎる。ねずみ男汚すぎる。
結局妖怪やなんやらにとって人間は暇つぶしの戯れ以上でもなんでもない、みたいな作品、諸行無常なので好き。
あとサラッとキャラが死ぬ。多分死んでんやろな…でもそんなことは長い人生の中でいつまでも引きずることではないんやろうな。

 

いったん以上です。古戦場はまだまだ続くので第二弾があるかもしれません。